撮影監督・今村恵介の繊細な初監督作品。若き日本人建築家・燕は、自分の家族の歴史と向き合わなければならない。台湾人の母は、幼少期に弟の琉真を母国に連れ帰った。父の遺志を継ぎ、20数年ぶりに龍真に会うため、燕はためらいながらも台湾へ。息もつかせぬハンディカメラが文化の狭間にある彼の現在を探り、母との過去の思い出が温かく優しい光で照らされている。成長した兄弟は、日本語でも中国語でも、すべての感情を表現することはできない。結局、映像が最も深い感情を解き放つのだ。
(出典:ニッポンコネクション)
撮影監督・今村恵介の繊細な初監督作品。若き日本人建築家・燕は、自分の家族の歴史と向き合わなければならない。台湾人の母は、幼少期に弟の琉真を母国に連れ帰った。父の遺志を継ぎ、20数年ぶりに龍真に会うため、燕はためらいながらも台湾へ。息もつかせぬハンディカメラが文化の狭間にある彼の現在を探り、母との過去の思い出が温かく優しい光で照らされている。成長した兄弟は、日本語でも中国語でも、すべての感情を表現することはできない。結局、映像が最も深い感情を解き放つのだ。
(出典:ニッポンコネクション)