20歳の小沢翼は、東北の港町で母・由紀子が営む食堂を手伝っている。歌が大好きな彼女は、密かに歌手になりたいと願っている。しかし、その夢は現実的に不可能であり、諦めかけていた。苦労しながらも働き続ける母や、さびれた町を見て、夢や願いは叶うものなのだろうかと疑っていた。しかしある日、翼は思いもよらない形で1975年の東京にタイムスリップしてしまう。そこで出会ったのは、自分と同じ名前と夢を持つ、明るく前向きな20歳の少女、大空翼だった。何も知らない翼は、テレビ局にスカウトされたと勘違いして家を飛び出し、上京してきたのだ。
(出典:jadefrost@Jdrama Weblog)
~~ 1970年に放送されたYTVのオーディション番組をモチーフに、YTV開局60周年記念作品として制作された。