偶然発見された死体から、さまざまな疑問が浮かび上がる。法医学者の秦明は刃物で衝撃的な死者の声を切り裂き、犯人を追い詰める手がかりを見つける。
これまで1000体以上の死体を解剖し、一度もミスをしたことがない “死体の囁き “と呼ばれる秦明。6年間ホルマリン漬けにされた死体が殺人事件で発見されると、誤判断への憤りと疑念が広がる。手がかりに導かれた秦明は、研修生の嘉嘉と警部の林濤の協力を得て、16年前の殺人事件につながる捜査を行う。
~~ 秦明の小説「監察医秦」シリーズ第1巻「死体の囁き」(尸语者)を翻案。