2003年から毎週末、ソウルで練習を続けているゲイの男性合唱団G-Voice。同性愛嫌悪の韓国社会に対する一種の解毒剤として、ゲイ男性の日常生活を知的かつユーモラスにテーマにしている。結成10周年を記念して行われる初の大規模コンサートでは、意欲的なアレンジと独創的な振り付け、そして多くの新曲を披露する予定だ。歌唱力よりも熱意で勝負するメンバーもいれば、自主的にオーガナイザーを務めるメンバーもいて、アマチュア歌手の実力は試されることになる。G-Voiceは、この日のために準備するだけでなく、LGBTQのデモだけでなく、平等のために歌い、差別に反対するセレナーデを行うなど、政治的な活動も行っている。
監督のイ・ドンハは、韓国のゲイ・ライフを紹介することに成功している。また、リハーサル後に合唱団員や主催者に同行して、食事をしながら個人的な話をする場面もある。光沢のあるミュージックビデオのスタイルで撮影された『G-Voices』のセットは、韓国社会、保守的な家族、ゲイの生きる喜びなど、男たちの経験についての解説を提供している。
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