3年前、女子高だった姫野高校は男子生徒にも門戸を開いたが、依然として生徒の大半は女子であり、女尊男卑のままだった。
ある日、水泳部の名門、東京の青葉高校から水島英吉が転校してきた。父親がニューヨークで新しい事業を始めるため不在の間、英吉は姫路に来て祖父の亀吉と暮らすことになった。
山本洋介は、学校にスポーツ少年団を作りたいと常々考えていた。英吉が水泳部に所属していることを知った彼は、早速行動を開始する。
同校には、”オオカミ少年セン “の異名を持つ川崎仙一、女子生徒が唯一話しかけるイケメンの岩田巌、大手スーパー社長の息子で、いつもファンに囲まれている金持ちの佐野英樹など、個性豊かな男子生徒がいた。英吉の登場は、やがて学校の男子生徒たちに影響を与え、彼らの考え方を変えていく。
英吉の周りには、個性的な人物が集まってくる。姫野高校3年生の矢沢詩織は、両親の晃と薫と一緒に、亀吉の家の一部を借りて暮らしている。男子生徒から恐れられている生徒会長の大場加代。小悪魔系女子の北川こずえは、しおりとともに学校の吹奏楽部に所属している。代用教員の早乙女聖は、只野高校の元水泳部員。英語教師の大原奈津子は、”男子シンクロナイズドスイミング “に強く反対している。古典文学の教師・越野春香は男嫌い。そして、何かと怪しい喫茶店の店主・粕谷浩三。
(出典:フジテレビ)