自分の卵子や生殖細胞を、社会のため、人類のために役立てられているだろうか?30歳を目前に控えた純子は、結婚相手の候補もなく、子供を産みたいとも思わないまま、卵子ドナーになることを決意する。卵子提供が成功すれば、無料でハワイに行けるという特典もある。ある日、彼女はカウンセリングで、同じような計画を持つ姪の亜紀と出会う。特に、伝統に必死にしがみついている社会の化石化した態度と、競争的な社会ルールと進化的ルールが混ざり合ったとき、彼らは最高の人間関係を台無しにすることをすぐに理解する。(出典:タリン・ブラックナイト・フィルム・フェスティバル)