嘘と見栄に満ちた愛のゆくえは?愛、犠牲、憎しみ、欺瞞が複雑に絡み合う3世代。真の愛は、富と野望の力に打ち勝つことができるのか?
クルス姉妹のヴァージニアとマーガレットは、架空のオリバレス県でジョセフ・モンテネグロの愛を求めて争う。バージニアは、マーガレットがジョセフとより良い生活を送るために、すべてを犠牲にしなければならなかった。20年後、マーガレットとジョセフの息子マルコは、農園で働く労働者の娘エミリー・カルデナスに想いを寄せる。しかし、数々の事情とエミリーに対するマーガレットの高慢さから、マルコは金持ちの銀行家ジェーン・ボニファシオと結婚し、エミリーには不利な状況になる。特に、マルコが説明しようとしたときにエミリーに突き放され、アメリカに移住してしまったことは、バージニアとマーガレットの対立をさらに激化させる。
一方、労働者ウィリアム・アルカンタラは、子供たちカテリーナとトマスと一緒にオリバレスに定住する。彼はクルス家の会社で働きながら、ダニエルというストリートボーイを養子にし、バージニアは彼の養祖母の役割を引き受ける。ダニエルは最初カテリーナと遊んでいたが、数年かけて徐々に友情を育んでいく。マルコとジェーンは子供のヨハンナとネイサンを連れて帰国し、後者はカテリーナに興味を持つようになる。ヴァージニアとマーガレットの対立は子供たちにも影響を与える。エミリーは自分の恨みを晴らすため、会社の全株式を手に入れようと企み、再び姿を現す。同時にネイサンは、ダニエルがカテリーナと結婚できるように邪魔をしようと画策する。