UFOシンドローム』の著者であり、未確認飛行物体を研究する科学者であるウスク大学のメーン・ソンリュル教授を紹介した作品です。厳しい時代に楽しみを求める彼を批判するのは、彼のUFO研究に対する世間のアンビバレントな視線を表している。未知なるものの探求者である彼は、UFOの存在を疑う一方で、科学の主流が定義する領域を超えた未開の地、未発見の領域を考えている。それと同じように、この映画もUFOについてすぐに結論を出そうとはしない。むしろ、科学的アプローチと人々の未知なるものへの好奇心が交錯する瞬間を冷静に伝えている。さて、そろそろUFOのスケッチを描こう。
(出典:JIFF)