北海道放送制作のTBS系「東芝日曜劇場」ドラマシリーズ。
主人公の葛西幸吉 ( 大滝秀治 ) は、北海道の小さな町の駐在所に勤務する警察官で、妻の幸 ( 八千草薫 ) と娘の雪子 ( 仁科亜季子 ) と一緒に暮らしています。大きな事件や事故は起きず、昔ながらの頑固な「駐在さん」とその家族、そして地域の人々との関係がほのぼのとした気持ちで描かれています。
シリーズ5:本貫は日本海側の石狩管区にある厚田村(現石狩市)に配属されることになった。石狩平野は日本海の荒波が断崖絶壁にぶつかる場所である。本貫夫妻はここに移住することを命じられる。 歓迎会の日、村は吹雪に見舞われていた。吹雪で地面は荒れ、道路は寸断され、村は孤立し、徹夜で作業することを余儀なくされた。本貫は歓迎会を終え、制服に着替えて外に飛び出す。
彼らが見たものは?厳しい自然を背景に、ユーモラスなタッチで描かれた人間の詩。視界の悪い吹雪の中、交通整理が行われ、ドライバーの安全確保に努める。
そんな中、本貫は雪女( 結城信夫 )を目撃する。