TOKYOエアポート~東京空港管制保安部~

東京の羽田空港は、2分に1機が離発着する日本一忙しい空港です。1年間に60億人（1日平均17万人）がこの空港を利用する。篠田香織(深田恭子)は新人航空管制官。一瞬の判断ミスが大惨事を招く、非常に緊張感のある難しい仕事である。もともと空港のグランドスタッフだった香織は、全航空会社の航空機を指揮する管制官を目指していたが、ある事件をきっかけに退職し、国家試験を受けることになる。航空保安大学校で厳しい訓練を受け、30歳を目前にして羽田空港の航空管制センターに管制官として配属される。緊張と興奮と不安が入り混じる中、管制塔に上がった彼女が目にしたのは、緊急事態にも冷静に対応し、人命を守るプロ集団の姿だった。香織は、ベテラン管制官の竹内洋美（瀬戸朝香）のもとで航空機を誘導し、実地訓練に励む。彼女のちょっとした不注意から、事故一歩手前の事件が起きてしまう。落ち込む彼女だが、誰もそのミスを叱らないので、余計に気持ちが沈んでしまう。しかし、管制官である結城登（時任三郎）や近藤幸弘（要潤）の気持ちを聞き、少しずつ気持ちを立て直していく。