時をかける少女

2010年、吉山和子は製薬会社の研究員として、タイムトラベルのための製剤を密かに開発していた。交通事故で昏睡状態になった娘のあかりは、和子の友人・朝倉五郎から母の初恋の相手・深町一夫のことを聞く。和夫を見つければ母の意識が戻ると考えたあかりは、和子の処方で1970年代にタイムスリップし、若き日の和夫を見つける。そこで、あかりは溝呂木亮太と出会い、仲良くなる。そして、あかりと涼太の間には、未来に戻らねばならないにもかかわらず、愛が芽生え始める。