孤児だった伊達直人は、謎の組織「虎の穴」にスカウトされる。その組織は、若者を悪役レスラーに育て上げ、その収益の半分を徴収している。伊達直人は過酷なトレーニングを経て、虎の穴を卒業する。彼は、他の孤児たちに自分と同じような辛い思いをさせないようにと願っている。
そして、伊達直人は悪役のタイガーマスクとしてデビューする。その稼ぎで、自分が育った孤児院に寄付をするようにもなる。孤児院の財政難を知った伊達直人は、タイガーケイブに渡すはずだった分も含め、自分の稼ぎをすべて寄付する。
タイガーケイブは伊達直人を裏切り者とみなし、タイガーマスクの身柄を確保するために刺客を送り込む。~~ 原作は梶原一騎の漫画「タイガーマスク」(1968年)。