有力な家柄に生まれた青年ジン・イェンシーは、貧しい家に生まれたレン・チンチュウという少女と恋に落ちる。二人は身分の差で付き合うことができないが、交際を続ける。別の裕福な家の少女、白秀珠も燕西に恋をするが、燕西は彼女を拒絶し、清秋と結婚することになる。しかし、ヤンシーは落ち着きがなく、甘ったれた性格で、結婚後の生活に退屈していたため、シュウ・チュウと不倫関係になる。やがて青丘と別れ、彼女と生まれたばかりの息子を残し、秀珠に同行してドイツに向かう。
青丘と息子が住んでいた家が火事になり、ヤンシーは二人が死んだと思い、悲しみと後悔のあまり倒れる。しかし、実は青丘と息子は一命を取り留めた。ヤンシーは駅で青丘の姿を見つけ、彼女を抱きしめる姿を思い描く。南回りの列車に乗った青丘は、実は彼の近くにいた。父親が財産を没収され、家庭崩壊したため、家には何も残っていないことを知ったヤンシーは、諦めて反対方向の列車に乗り込みます。かつて愛し合ったふたりは別れ、二度と会うことはなかった。
~~ チャン・ヘンシュイの同名小説を映画化したものです。