もし、幼少期の自分に会えるとしたら、何を伝えたいですか?
これは、チュンヒという女性が答えを得るために得た、心ときめく質問である。彼女は、両親が亡くなった10代の頃から住んでいた母方の祖父母の家で慎ましく暮らしている。そこは、叔父、叔母、従兄弟たちから歓迎されない場所であり、汗をかきすぎて恥をかいたという不幸な思い出がたくさん詰まった場所だ。大人になってからは、なるべく人と接するように心がけ、同じようにシャイな人と出会って、ようやく自分を愛してくれる人を見つけることができた。しかしある日、彼女は雷に打たれ、その瞬間から10代の自分が家に出入りするのが見えるようになる。このシュールなシェアハウスが、チュンヒの心に残るトラウマを癒すきっかけとなる。
(出典:OAFF)