辻和道は、仕事では評判のいい「いい男」。職場の女性2人と軽い付き合いをしているが、刺激のない退屈な日々になんとなくつまらなさを感じている。でも、心から人を好きになったことがない。
ある日、浮世という不思議な女性に出会い、車のエンジンの故障で踏切で死にそうになっていた彼女の命を救う。浮世は美しいが、その油断した態度は辻をはじめ、多くの人に迷惑をかける。そんな彼女の面倒くささに気づきながらも、辻は無意識に彼女と関わりを持つようになる。次第に辻は裏社会の人間たちと危険な関係を持つようになる。普段の生活を失いながらも浮世を救おうとする辻だが、それがさらなる事態を招くことになる。
(出典:日本番組表)
日本では全10話のシリーズとしてテレビ放映された後、1本の映画に編集され、日本で劇場公開され、いくつかの映画祭で上映された。フランス語圏のヨーロッパでは、2本の映画として劇場公開される予定です。