韓国で絶賛されたホン・サンス監督の第2作。不倫関係に終止符を打つことにした男女の生き様を描く。
ジソク、ミソン、ウンギョンの3人の少女は、韓国の山間部である江原道(カンウォンド)へ旅行に出かける。若い警官に案内され、食事で酔った勢いで、ジソクは警官と一夜を共にすることになる。彼は結婚していたが、ジソクは別の日に彼に会いに行き、またもや酔いつぶれてしまう。ジソクは既婚者と別れたばかりで、現状に満足できず、孤独を感じていた。
そして後半は、ジソクが別れたばかりの既婚男性サングォンの状況を描く。典型的なシンメトリーで、二人が同じ列車に乗っていることが明らかになるシーンが繰り返された後、サングォンも友人と江原道を訪れ、そこで出会うことなく二人の登場人物の道が交差し、二人とも殺人事件の捜査に関わるカップルに遭遇するのです。