唐玄宗は死の間際に、かつて愛した妾を恋しく思う。その苦しみを癒すために、画家の呉道子を見つけて妾の肖像画を描いてほしいと願う。若き画家、唐安柱は呉道子を探す旅に出かけ、はるばる青陽鎮までやってきたが、そこで一人の老乞食に出会う。
様々な兆候から、この老乞食は実は自分の人生経験を隠しており、その正体は逃亡した呉道子であるはずだ。蛇を洞窟から出すために、唐安柱はいろいろな仕掛けをしたが、いつも巧妙な老乞食と宿屋の主人洪江に翻弄され、面目をつぶされることになった。結局、唐安周は洪江の人生経験のハンドルを握り、絶望した乞食の老人は唐安周を墓に案内して、呉道子が墓に埋まっていることを唐安周に告げざるを得なかったのである。