毎年旧暦の7月7日に、牛飼いと機織りの少女が天の川の鳥の橋で出会うという伝説がある。このロマンチックな七夕の日には、不老不死と人間の不運な恋が秘められている。
天宮では、機織り娘のフク・ジクジク(ソニヤ・クォック)が色とりどりの雲を織っていたが、誤って雲機シャトルを人間界に落としてしまい、それを見た玉皇姫がジクジクと友人のボーヘイ・ジュク(レイラ・トン)を人間界に送り、シャトルを探させることになる。ジクジクは地上で牛飼いのウォン・アンガウ(デリック・ワン)と出会い、新しいシャトルを作るために懸命に働く彼に恋心を抱き、いつもこっそり会いに行く。それが玉皇大帝に見つかり、ジクジクは緊急に天界に呼び戻される。彼女は真実の愛を手放さず、むしろ不死の世界のすべてを捨てて人間になろうとするが、ア・ンガウが女帝によって記憶を消されたことを知る…。