美雪は公園で瀕死の子犬を見かける。両親を事故で亡くしたみゆきは、祖母から聞いたある言葉を信じていた。祖母は、冬に降る最後の雪の時に願い事をすると、その願いがかなうと言った。そして、みゆきは子犬の回復を願う。その時、通りかかったテオがみゆきと子犬を見ていた。韓国で獣医になるために勉強しているテオ。子犬を治療したところ、子犬の体調は回復する。一方、みゆきとテオは不思議な力で惹かれ合うが、みゆきは叔父に京都に送られる。
7年後、東京に戻ったみゆきは、テオに出会う。彼は今、獣医師として活躍していた。二人の背後には、ある陰謀が隠されていた。
新堂冬樹の同名小説を映画化。