北朝鮮の現実をもとに、黄海北道で起きたある出来事をドラマ化した「愛の贈りもの」。イ・ソジョンは、家族を養うために一人で奮闘する病身の戦争夫人の姿をしている。体を売ることを余儀なくされたソジョンは、大きな罪悪感と悲しみを抱えている。夫カンホの介護を支え、子どもを預ける最後のチャンスである売春さえ、政権の弾圧で倒れれば、状況は維持できなくなる。嘘が続く中、カンホの疑惑は深まるばかり。ソジョンは金正恩に会い、親愛なる指導者から「愛の贈り物」を受け取ったと語り、その嘘は、一家が楽しく幸せな夜を過ごすことになるが、そこには悲劇的な意味が含まれていたのだった。(出典:HanCinema)