尊敬する仕立屋が突然家を出てしまったことで、家族の危機が訪れる。
ローレル・ツリー・テーラーショップは、100年近く続く家族経営のテーラーショップ。マスター・テーラーのイ・マンソールは、オーダーメイドのスーツを作るという滅びゆく技術を完璧にマスターしていた。
マン・スールは、妻にメモを残して店を出て行く。妻も息子も娘も、彼の決断に驚きを隠せない。
かつての弟子はマン・スールの失踪にショックを受け、店に戻ることを考えるが、妻はそれを許さない。
そんな中、ドンジンは義父の会社の社長の座を追われ、妻から離婚を切り出され、家庭の事情もからんでくる。
ドンジンは、父の仕立屋に戻るのが最善策だと考える。
しかし、一人の女性がドンジンに嫌な思いをさせられ続けている。
しかし、ある女性はドンジンに嫌な思いをさせられたと言い、この店を守るために何が必要なのか?