イム・デホは銀行の窓口で働きながら、9時から5時までの惨めな毎日に苦しんでいる。上司にいじめられる日々。そんなある日、デホはささやかなジムの前を通りかかる。そのジムは、いつかメジャーリーグで活躍することを目指すマイナーリーグのプロレスラーのためのものだった。デホは幼い頃、プロレスが好きだったこと、特にウルトラタイガーマスクに憧れていたことを思い返す。そして、プロレスラーになることを決意する。
トッププロレスラーになれるほどの実力はないが、夜な夜な練習に励むテホ。やがて彼は “反則王 “と呼ばれる悪役に変身する。