天命の城

清の朝鮮侵略の際、王と宮廷は山の砦に避難するが、そこで敵に囲まれ、寒さの中で立ち往生していることに気づく。寒さと飢えで民衆が死に始め、王のジレンマはさらに深まる。1636年、清国は15万の兵を率いて朝鮮に侵攻する。宮廷は都から逃れ、郊外の危険な山中にある南漢山城に避難する。しかし、雍正大将軍率いる清国軍はすぐに城を包囲し、王と宮廷は長期にわたって膠着状態に陥った。清国の将軍は停戦のため、皇太子を人質として送り出すという屈辱的な提案をする。数で勝る敵に前進することも戦うこともできず、砦の人々は寒さと飢えで死に始める。どんな恥をかいても臣下の命を守るのが王の務めだと強調する内大臣と、大義のために死ぬまで戦うべきだと主張する儀軌の間で、王は重大な選択を迫られることになる。
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