フィクサー

警察官や弁護士、トライアドのメンバーが解決できない難題を抱えたとき、「フィクサーズ」と呼ばれる地下組織が介入してくる。黒幕のセト・サムピンを筆頭に、法律の専門家レオイ・レオイ、コンピューターの専門家マック・ピンオン、チャラい泥棒チャン・ダイマン、元政府職員のバク・ソンから構成されたグループ。5人のチームは、ボーダーラインを推移する並外れた戦術で、クライアントの難題を解決に導く。知性と勇気を兼ね備えたセト・サムピンのもと、チームは無敵を誇っていた。しかし、長年会っていなかった兄の海洋諜報部員マック・ハンギックと再会したとき、母セト・ヤンヤンが認知症であることを知る。過去の過ちを償うため、家族との関係を修復し、かつてない家族の温かさを体験する。しかし、謎の人物の出現により、セト・サムピンの持つ全てが危機に瀕する。次々と暴かれるチームメンバーの正体。警察とトライアドの両方から追われ、実の兄と決裂し、一人で戦うことになったセト・サムピンは、どうやって自分の問題を解決するのだろうか？