人里離れた村に住む怠け者の少年シン・ルンは、祖父であるカンフーの達人チェン・ペンフェイから受ける訓練を十分に受けていない。祖父のカンフーマスターであるチェン・ペンフェイから受けた訓練にも真剣に取り組まず、むしろギャンブルを好み、しばしば喧嘩に誘われ、祖父が他人に見せてはいけないと忠告した技を披露してしまうのだった。
そんな時、エブリシング・クランのリーダーであるティ・チャに出会い、弟子の訓練とライバル校のトップファイターとの対戦という有利な仕事を持ちかけられる。ラングは、正体を隠すためのコスチュームを身に着けて戦うことを条件に、これを受け入れる。この若者の才能と技術は学校の評判を高め、策略家であるマスターティは学校の名前を変更することに決める。新しい学校の名前と評判は遠く離れた地域にも広がり、リュンの祖父の宿敵であるカンフーの達人イェン・ティンファの目に留まることになる。イェンは村にやってきて、リュンを困らせる。その後、リュンは一族の敵を倒すために厳しい修行を積む。
箸の対決(後にアニメ映画『カンフーパンダ』でオマージュされる)、女装した知的障害者の変装、感情をむき出しにして相手の弱点を探る「感情カンフー」、泣きながら、笑いながら戦うなど、変わった格闘シーンが目白押しである。
ジャッキー・チェンの初監督作品でもある。