舞台は、日常生活が混乱し、指導者への不信と憎悪を公然と口にするほど社会が崩壊したディストピア版現代韓国。法も秩序もないこの世界で、裁判長カンは変革の必要性を訴える。彼の法廷はリアリティ番組の題材となり、罪人を容赦なく罰していくことから、「悪魔の裁判官」と呼ばれる。その正体と野心とは裏腹に、謎のオーラを放つ人物であるため、世間は彼が真のヒーローなのか、それとも何者なのかわからず、故意に法廷に不満の種をまいているのである。
そんな “悪魔の裁判官 “と、貧困の中から企業の社会的責任財団の理事になった野心家のチョン・ソンアとの間には、激しい対立が生まれる。そんな中、真の正義を求める2人の幼なじみ、新米判事キム・ガオンと警察官ユン・スヒョンが登場する。果たして彼らは、陰謀を企むチョン・ソンアと悪名高い「悪魔の判事」に立ち向かうことができるのだろうか?
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