ソン・インハ(ユン・ヘヨン)とチョルジョン(アン・ジェファン)の婚約の日、チョルジョンは幸せで顔を赤らめているが、インハは落ち着いていて穏やかな表情をしている。ヒョンミン(キム・ソンミン)が経営する独立系建設会社で働くことになったインハとチョルジョン。しかし、IMFの余波で倒産してしまう。それでもヒョンミンは、自分の勤める会社が倒産しそうになっていることも知らず、女とゴルフを楽しんでいる。
そして、経済危機のあおりを受け、ついに会社は倒産してしまう。ヒョンミンの父(シン・チョンシク)はそのショックからあちこちに出没するようになり、ヒョンミンの母(ソ・スンヒョン)は結局ヒョンミンを放置するようになる。チョルジョンと社員たちはヒョンミンの助けを借りてジン会長の会社に入ることになり、インハはヒョンミンに寄り添うことになる。父の手術代を確保するため、友人たちに助けを乞うが、拒絶される。そして、車を売ってお金を工面する。初めてどん底に落ちるような思いをし、インハはそんな彼を哀れに思う。
やがてインハは結婚資金をヒョンミンの父親の手術代や医療費に充てる。ヒョンミンはこのことでますますインハを愛するようになる。そんなインハの気持ちを察したチョルジョンは、インハに結婚を延期するよう頼み、ヒョンミンはインハが自分の元を去ってしまうのではないかと不安に駆られる。ヒョンミンとインハのキスを目撃したチョルジョンは、ヒョンミンを拳で殴り、インハに悪態をつくようになる。ヒョンミンはインハに告白するが、インハは冷たくあしらう。インハを失って不安になったチョルジョンは、彼女の気持ちを無視して結婚を急がせ、ヒョンミンは父に「インハを妻にする」と誓う。しかし、運命のいたずらで、ヒョンミンはチョルジョンに昔の知り合いのストリッパー嬢を紹介する。
その後、インハはチョルジョンに、自分たちの結婚が苦しみに終わるかもしれないと告げる。しかし、チョルジョンは彼女の言葉に腹を立て、結婚の計画を進めてしまう。しかし、インハを持て余したヒョンミンは、最後の選択をする。