由利麟太郎はかつて東京の捜査一課長として働いていた。ある事件で警察を辞め、故郷の京都に戻る。現在は京都で法医学鑑定士として働いている。警察からの依頼を受け、捜査の手助けをする。捜査方法は、現場をよく観察し、あるハンターから教わったトレース技術を駆使する。その猟師とは学生時代にアメリカのロッキー山脈で知り合った。京都での助手は三ツ木俊介(みつぎ しゅんすけ)。三ツ木は由利を尊敬しており、由利の活躍を記録するウェブサイト「由利麟太郎の事件簿」を運営している。
~~ 横溝正史の小説「探偵由利麟太郎」を映画化したもの。