同性カップルのウンスとイェウォンは幸せな日々を送っていた。ある日、交通事故が起こり、ウンスは重傷を負い、姉のウンヘは亡くなってしまう。ウンソは障害を負い、ウンヘの娘スミンは孤児となった。今、ウンスとイェウォンはスミンを預かる立場にある。事故直後、イェウォンは「私たちは家族ではないのでしょうか」と言う。こんなことで家族を見捨てるなんて……」。ウンソは「家族?誰が私たちを家族だと認めてくれるの?テイク・ミー・ホーム』は、家族の意味を問いかける映画である。
(出典:全州国際映画祭経由ムン・ソク氏のレビュー、再録)