愚かなキューピッド

アマラポーン家は裕福な大家族。一家の長である祖母は80歳の誕生日に、チャウィーとアラヤの見合い結婚をしたいと言い出した。アマラポーン家の唯一の孫であるチャウィーは、幼い頃からアラヤを嫌っていた。アラヤは祖母が養子に出した孤児である。インメイとチョンリーは、アラヤがもうすぐ自分たちの代わりに嫁になり、遺産を受け取ることになるため、アラヤを排除しようと考えている。そして、イギリスから帰国したチャウィーの恋人ディーディーを使って、チャウィーの気持ちを変えさせ、結婚式を中止させようと画策する。アマラポーン家の世話をする医師は、密かにアラヤを愛していた。アラヤはチャウィー、インメイ、チョンリー、ディーディーから誹謗中傷を受けるが、ドクターから励ましを受ける。
一方、ピロジという男性に変装した女性フィリンは、新しい庭師に応募する。しかし、彼女がこの屋敷にやってきたのは、誰も知らないある秘密があったからだった。さらに、無人島に住む謎の男ピサンは、アマラポーン家の誰かの仇を討とうとしていた。