ストロベリーナイト・サーガ

出世コースに乗らないのに、27歳の若さで第10殺人課の警部補になった姫川玲子。捜査一課唯一の女性係長として、直感とドラマチックなアイデアと行動力を武器に、チーム姫川を率い、数々の難事件を解決してきた。年上の部下である巡査部長・菊田一夫は、チームに異動してきた彼女に最初は懐疑的であった。しかし、次第に彼女の実力と魅力に気づき、特別な感情を抱くようになる。玲子の宿敵は、殺人第五課の警部補・勝又健作。検挙数では圧倒的なリードを誇るが、その違法な捜査手法には疑惑の目も向けられていた。