18世紀、乾隆帝6年の北京。魏英洛は姉の強姦殺人の真相を探るため、刺繍職人として紫禁城に入る。皇宮警察のフーカ・フーヘンが第一容疑者だと考えたイン・ルオは、彼の妹である皇后フーカ・ロンインに接近し、彼女のメイドとして働くように仕向けられる。
后はイン・ルオの聡明な性格を気に入り、読み書きを教え、恩人となり、フーカ・フーヘンは彼女に恋しがり、捜査をサポートする。フーカ兄妹が無実であることを知ったイン・ルオは、宮中の他の人々に目を向け、犯人を見つけようとするが、同時に皇后をハーレムの陰謀から守り、出世していくのだった。