“山田修とハローナイツ “メジャーレコード会社の元社員・山田修が率いるバンドに、飲み仲間の敏樹、彰、五郎がコーラスとして続き、全く人気のない歌手・慎吾がリードボーカルとして参加。その後、バンドの借金を肩代わりしたカズオがメンバーとして加入する。10年経った今でもヒット曲はなく、ベテラン歌手キティ岩城を迎えて地方巡業をしながら、かろうじて生き延びている。
ある日、バンドは修の生まれ故郷である地方の小さな町に公演に招かれる。修の弟である英治は、帰ってきても気が気でない。英治の息子の友人で、いつか歌手になることを夢見て母のバーを手伝っている愛。バンドに入りたいと言うメンバーを追いかけるが……。