クリスマスの朝、藤野涼子は雪に覆われた学校でクラスメイトの柏木卓也の死体を発見する。警察と学校は、柏木卓也の死因を自殺と断定する。その頃、藤野涼子のもとに匿名の手紙が届く。その手紙には、柏木卓也は大出俊治を含む生徒たちによって殺害されたことが書かれていた。マスコミやSNSでは、柏木拓也は本当に自殺なのか、それとも殺されたのか、疑問の声が上がり始める。校長は事態の収拾を図ろうとするが、それがさらなる混乱を招く。
藤野涼子は、柏木卓也の死に対する周囲の反応を気に病んでいた。彼女は裁判を依頼し、前代未聞の学園裁判が始まる。