1892年、清朝末期の考古学者ムー・ウェンシャンは、隠された財宝と豊かな資源を示す古代の地図を探している最中に、2つの未知の勢力に追われることになった。友人の息子ヤン・シューを守るため、ムー・ウェンシャンと彼の妻は自分たちと末っ子のムー・ティエンシュウの命を犠牲にした。20年後、楊修は亡き友人穆天寿の名で、穆一族の死を調査するために西域に戻った。
穆天舒はシルクロードの南線に沿って謎の古絵図を探した。20年前の陰謀の真相を突き止めただけでなく、西域の宝を狙う考古隊に扮した日本の盗賊の正体を暴くことにも成功した。時事問題に無頓着な青年だった楊翔は、中国の国土と財宝を守る戦士に変身する。カシュガルの将校・楊定謙と手を組み、外敵をパミール高原の戦場に向かわせる。崑崙山脈では、穆天珠が古代の人々の方法を用い、財宝への欲を利用して賊を誘い、周穆王と西王母の墓の下で易天万里長剣を用いて賊を殺すのだった。