サイレント・プア…現代の喧騒の中で、助けを求める声もかき消されてしまう貧しい人々、困窮者。その存在は全国に広がっており、政府は彼らを支援する機関を設立することを決定した。全国にコミュニティ・ソーシャルワーカー(CSW)と呼ばれる人たちがいて、貧しい人、困っている人に寄り添うのが仕事である。
その一人、里見亮さんは、下町の福祉協議会に勤務している。多忙な日々の中で彼女が出会うのは、若年性認知症の人、社会を捨てて部屋に閉じこもっている人、ホームレスの人……総じて、人生と運命に絶望している人たちである。亮さん自身もそのような孤独な道を歩んできた。そして、落ち込んだ自分を奮い立たせるために、同じような人たちの力になりたいと、CSWとして働くことを決心した。人は何度でもやり直せる」という信念を持ち、前進している。
(出典:wiki.d-addicts)