佃製作所と帝国重工は、従業員を総動員して、ついに自動運転トラクター「ランドクロウ」を完成させた。しかし、発売後数週間は売れ行きが伸び悩んでいる。一方、ギアゴーストとダイダロスが開発したトラクター「ダーウィン」は好調な滑り出しで、その差は開く一方だ。帝国重工の的場俊一(神田正輝)は、当麻秀樹(杉良太郎)の次期社長候補として、事態の好転を目指し、ある大胆な行動に出る。それは、ダーウィンチームに協力し、なおかつ帝国重工と取引のある下請け会社に圧力をかけることだった。その結果、ダーウィンチームから離脱する企業が徐々に増え、やがてトラクターの在庫が底をつく。思わぬ形でライバルの勢いを断ち切ったものの、自分たちの技術力を正当に評価してもらえなかった佃航平(阿部寛)たちは、複雑な心境になる。一方、ダイダロスの社長・重田利幸(古舘伊知郎)とギアゴーストの社長・伊丹大(尾上菊之助)は、予想外の行動に出る。その頃、殿村直弘(立川談春)の田んぼは、巨大な台風に襲われようとしていた。佃は帝国重工の宇宙企画推進グループ長である財前道夫(吉川晃司)と共に団結し、自然の力に立ち向かっていく。
(出典:jdramas.wordpress.com)