ペリーの黒船来航は、300年にわたる平和な鎖国状態から日本を目覚めさせました。男たちは日本を飛び出し、社会の変革を求め始めた。
古いものと新しいものがぶつかり合い、混乱の時代が始まった。そんな中、旧態依然とした幕藩体制を命懸けで守ろうとする集団があった。近藤勇を隊長とする新撰組は、武士の掟を守り抜く。
近藤、土方歳三、沖田総司らの偉業は語り継がれている。日本史上最も激動の時代を生きた男たちの情熱と栄光を、1998年のテレビ朝日が再びよみがえらせる。
その手法は、2004年のNHKのシリーズとは大きく異なる。時代考証や個人的なストーリーは省略し、アクション・アドベンチャーに徹し、テンポの良さでよりエキサイティングに仕上げている。ペーソスとアクションが満載で、チャンバラファンにはたまらないシリーズだ。