2008年、静岡県で中古車販売店主の須藤功が殺害される事件が発生した。静岡県警駿河署の日下悟刑事は、須藤の素性を調べる。須藤の幼い息子、小幡守が1974年に静岡で発生した誘拐事件で死亡していることを知る。誘拐事件の時効まであと1年という1988年、静岡県警の橋上康英本部長の指示で特捜班が編成された。ノンキャリアながら警視総監まで上り詰めた重藤精一郎が所長となり、6人の優秀な刑事たちを率いて再捜査にあたった。日下は、息子を亡くして20年以上も東京に住んでいた須藤が、なぜ静岡県で殺されたのかが分からない。誘拐と殺害を掘り下げることが、事件の解明につながることを本能的に感じているのだ。日下は、久々に警察を辞めた重人を訪ね、手がかりを探す。守の母・冴子やその姉・理恵とも接触し、次第に真犯人に近づいていく。
(出典:jdramas.wordpress.com)