シャーク

自分たちの音楽で世界を変えたい、メジャーデビューを夢見る5人組のバンド、シャーク。決して楽ではない道のりを、もがきながらも前に進んでいく。仲間や成功への思いがあるからこそ、彼らは諦めず、カリスマ的な存在としてインディーズシーンで人気を集め始める。しかし、デビューを目前にした頃、ボーカルの北川一輝が事故死するという悲劇に見舞われる。北川一輝が亡くなってから1年、Sharkの人気は徐々に低下し、ボーカルもステージングも、一輝の残した空白を埋めることができないままになってしまう。メジャーデビューを目指すには、新たなボーカリストを加える必要があった。そして、生前のカズキと同じようなステージングをする、傲慢で実力派のヴォーカリスト、倉田美月の登場である。