第7鉱区

済州島の南に位置する海底油田、セクター7で、ヘジュンは石油探査船エクリプス号で海洋機器担当として働いている。ヘジュンの父の元同僚で、エクリプスに船長として赴任してきたジョンマンは、後に乗組員として加わることになる。彼は船の撤収を管理するのが仕事だが、最後にもう一度掘削を行うことを提案する。3週間の準備期間を経て、ヘジュンは新入社員を水中に連れて行くが、機材が故障して海底に沈んでしまう。その後、乗組員たちの死体が次々と発見され、身体は無残に切り刻まれる。やがて数少ない生存者が発見したのは、かつて遭遇した透明な水中生物だった。掘削パイプから船内に侵入したウイルス性の怪物は、生き残るために乗組員を餌にしていたのだ。ヘジュンたちにとって、命をかけた戦いが始まる。