胡維民は妻の安美李と一緒に明徳飯店に入っていった。安美の父親から多額の遺産を相続するため、安美の故郷である揚州へ向かうのだ。しかし、車は揚州からほど近い寧城付近の道路で故障してしまった。夜も遅かったので、そこでホテルで一晩過ごすことにした。ところが、翌日、胡維民が車の修理から帰ってくると、妻の安美麗が荷物にも目もくれないでいることに気がついた。しかし、1日経っても妻は戻ってこない。彼は階下に降りてウェイターの妻にそのことを尋ね、警察を呼ぼうと思ったが、フロント係は妻がチェックインしに来たのを見たことがないと言った。
(出典: Douban)