瀬戸内海賊物語

瀬戸内海の島で家族とともに暮らす村上楓。島に渡るフェリーの航路が閉鎖されるかもしれないということで、一家の生活が脅かされている。彼女の家族は、村上武吉の子孫でもある。村上武吉は「村上水軍」と呼ばれる侍海賊の総帥であった。彼らは自由と海を愛しながら、豊臣秀吉と戦っていた。一方、その侍海賊団が宝物を隠したという伝説がある。楓はクラスメート3人とともに、侍海賊の財宝の秘密を解き明かす旅に出ることを決意する。