無実の罪で逮捕された4人の若者たち。その中の一人、桂木アタル(市原隼人)は殺人の冤罪で北九州刑務所に収監されていた。しかし、笹岡由紀(福田沙紀)との娘が不治の心臓病で危篤状態であることを知り、脱獄を決意する。そんな彼に、殺人罪で懲役10年の刑に服しているヤクザの川島龍之介(塚本高史)、覚せい剤取締法違反と公務執行妨害で懲役4年の判決を受けた元ホストの滝本クヤ(上田竜也)、同じく覚せい剤取締法違反で懲役3年の判決を受けた元派遣乗りの鏡俊(菅田将暉)の3人が仲間に加わっている。
動機も背景も異なるが、全員が無実であり、出所まで待てない理由がある。一刻も早くこの監獄を出なければならないのだ。一刻も早くこの監獄から脱出しなければならない。九州から1,000km離れた東京を目指し、家族のため、愛する人のために、幾多の困難を乗り越えていく–JDrama Weblog