シャオ・ジーは、五つ星ホテルのパブで熱唱する幼なじみのリン・ヌオに憧れる。自分たちで結成した「未来人バンド」に喝采を浴びながらも、シャオジーの憧れは消えず、紙で作った特別な番号の「紫のバラ」を手に、真の決意で、憧れに値しない悪魔を倒すためにリン・ヌオに祈るのだった。
今日、パブにはシャオジーの指揮下に置かれた新しいウェイター、ニン・ジ・ダがいる。外界はジーダの生い立ちで持ちきりだが、シャオジはジーダの生い立ちを偶然にも明かしてしまい、ジーダに対する認識を改めることになる。この愚かな純朴な少女が、自分とは関係のない男を追いかけ、さらに番号入りの紫のバラを一本ずつ作っているのを見て、金属の壁に囲まれた紫大の心は、少し温かくなってひびが入る。