中国の始皇帝の時代、巧妙な拷問者が、被害者の手足を麻痺させ、神経末端の感度を10倍に高める万能薬を作り出した。翡翠の頭蓋骨に入れられたその薬は、エロチックな愛撫から恐ろしい裂傷まで、無限の感覚を呼び起こすことができる。処刑人は仙薬がもたらす極限の感覚を体験したいという願望に取り付かれ、自分の毒で自殺し、死の体験を強めた。髑髏は大きな璽の中に隠されており、追手は発見できなかった。しかし、この玉髑髏の呪いは、製作者の死の原因となったため、封印の中に残り、それを持つ者すべてに不幸をもたらすという。
この伝説は現代でも繰り返されている。恋人を殺し、この毒を含んだ古い遺物を奪って香港に逃亡したフランス人女性(カトリーヌ・トランティエ)。彼女は台湾のマフィアと、美食家でサディスティックな女殺しのキャリー・チャンに出会うが、彼らは皆、貴重な毒を手に入れようとしていた。
**ジュリアン・カルボンとローラン・コートリオーによるフランス・香港映画。スリラーであり、エロチックな恐怖の物語である。ミステリー、(サディスティックな)殺人、フェティシズム、女性が登場する香港のギャロと呼ばれる作品。