ラン・タワン (2016)

姉を殺した犯人に正義の鉄槌を下すことを決意したタフガイで土地所有者のスリエン（通称ナイ・プー）。ファッションデザイナーになる夢を捨て、留学から戻ってきたタルンタワン（通称ケイト）は、兄ノパシットの悲劇に対処するためだった。彼は妻であるスリエンの姉を殺害した罪に問われているのだ。さらに悪いことに、スリエンはターンタワンがノパシットの悪事を隠蔽するために共謀していると考えている。そんな家族のドラマに巻き込まれたのが、ノパシットの息子でスリエンの甥のノンピート。病弱で怖がりな彼は、ケイトおばさんだけが頼り。スリエンは復讐に燃え、タルタワンはノン・ピットの世話をし、家族の無実を証明しようとする。そして、タルンタワン／ケイトの親友で裕福な社交家ペンシリと、ペンシリに、いやタルンタワンに好意を寄せる若いプレイボーイのウィスットもいる。