ウィーンで大使の秘書をしていたラミンは、語学を学ぶ奨学生ワユンと出会う。裕福で成功した生い立ちから、自分の人生に登場する女性は皆、自分の金目当てだと教えられてきた。ワユンもそのような女性の一人だと彼は思った。ワユンもその一人であると考えた彼は、彼女に求愛する。ワユンはその後、彼に心から惹かれる。ワユンもまた彼女に好意を抱き、一緒に寝ることになる。その後、ワユンは彼女が妊娠していることを知り、彼に報告するが、彼は中絶するように言う。叔母は彼女にお金を渡し、もう甥に迷惑をかけないようにと提案する。しかし、少女が自分の母親を呼ぶ夢を見て、子供を産むことを決意する。妊娠中も学校に通い続けるが、親友のニコラスが授業と妊娠を手助けしてくれる。ニコラスも密かにワユンに思いを寄せていた。
女の子を出産したワユンは、卒業後、国連の翻訳者となり、数年後、タイ大使となったラミンと再会する。ラミンはワユンを愛しているが、彼女が中絶したと信じていた。しかし後に彼女が子供を産み、3歳の娘がいることを知る。ラミンはワユンとの和解を望むが、ワユンは彼を許さず、彼女はニコラスと一緒にいるため、簡単にはいかない。
~~ ソパック・スワン(โสภาค สุวรณ)の小説「ラク・レー」(รักเร่)を脚色したもの。