ウサギに異世界に引きずり込まれた弟を探す若い女性…。
10歳の大悟は、学校の校庭で大好きな病気のウサギを殺してしまう。他の子供たちは彼を “ウサギ殺し “と呼ぶ。それ以来、大悟は家に引きこもり、妹の桐子に家庭教師をしてもらっている。キリコの母親は10年前に訳の分からない病気で亡くなっている。それ以来、キリコは言葉を発しない。父親もまた、絵本の挿絵を描きながら、よそよそしく、黙っている。
ある日、大悟と桐子は3D映画を観に行く。ある日、大悟と霧子は3D映画を見に行くが、スクリーンから突然ウサギが飛び出してきて、大悟はそれをつかまえようとする。その夜、大悟は自宅の階段でウサギの人形に誘われ、不思議な世界へと入っていく…。