デパートで働くキム・ヨンスは、事故死してしまう。あの世に行った彼は、自分の死にまつわる誤解を解き、妻に先立たれたシン・ダヘを慰めるために、もう一度あの世に行きたいと懇願する。そんな彼のもとに、彼の死と彼が残したものに関して未解決の問題を抱えたタフなシェフ、ハン・ギタクが現れる。2人は一時的に戻る機会を与えられるが、新しい別人として、そして正体を明かしてはいけないという条件付きで。ヨンスの体はかつて勤めていた百貨店の新社長と同じであり、ギタクは女性の体になって戻ってきたのだ。短い時間の中で、2人は愛する人が自分がいなくても大丈夫なように、どんな困難にも立ち向かわなければならない。
~~ 浅田次郎の小説「椿山課長の七日間」を映画化。